「本当は教えたくない!!」申し立てから面談なしで確実に改名できる裏技
「本名でバレそうで怖い」「通称名を戸籍上でも使いたい」など、氏名に関わる問題にうなだれることも多いかと思います。
今回は、そんな氏名変更のお話。
まず最初に
「裁判官も人間なので、GIDに理解がある人や、判例が多い地区だと有利。逆に地方のためにGIDへの認知が低いとその分難しい」「改名の許可事例は様々なので判決は運次第。」という噂がありますが、
きちんとガイドラインに沿った治療を行っており、そのために改名が必要という書類さえ出せれば、大抵は許可通知が出るかと思います。
実際、2009年にグンマーっていう田舎出身の僕でも、氏名変更はすぐに通りました。
書類に不備がある場合は、難航する事になるかとは思います。なので必要書類は早めに欲しいところですよね。
必要なもの
- 申立書
- 戸籍謄本(全部事項証明書)
- 認め印
- 改名に必要な書類(添付書類含)など
詳しい手続き事項は氏名変更ガイドラインを見てみてくださいね。
申立書の事情欄に書くポイント
申立書には「事情欄」というのがあります。なるべくスムーズに判決まで持っていきたいのが本音ですよね。
そこで事情欄に書くポイントをまとめてみました。
- 性同一性障害であること
- 現在名で社会生活に困っていること
- 治療を進めていること
- 性別の戸籍も変更すること
- 長い期間、新しい名前で生活していること
ポイントを押さえたテンプレートは以下のようになります。ご参考にしてみてください。
事情欄テンプレート
「●年に○○クリニックで性同一性障害と診断され、日常的に男性として生活しています。
また、●年前からガイドラインに沿ってホルモン治療をしており、今後は性別適合手術も受け戸籍も男性に変更する予定です。
家族と相談して男性名として解釈される「★★」の名前を考え、通称名として長年使用してきました。
現在では、「★★」の名前は家族や友人など周囲の人達に既に受け入れられており、名前を通称名に変更しても周囲に混乱をもたらす恐れはありません。
現在の名前「○○○」は女性名であるために、今後の進学や就職のことを考えると、社会生活上、不便となるため、氏名の変更の許可を得たく申し立てます。」
性同一性障害であること
かかっているクリニックで診断書を書いて貰ってください。
まだクリニックが見つかっていない方は、当サイトのジェンダークリニックから近所のクリニックを探してみてもいいかと思います。
現在名で社会生活に困っていること
テンプレートで記載している以外にも、実際に今の名前で日常困っていることや、苦痛な出来事があればそれを書くといいかと思います。
治療を進めていること
ホルモン注射で通っている病院に、診断書を書いて貰ってください。
性同一性障害と診断が出たクリニックでホルモン治療をしているのであれば「ホルモン治療を継続している」ことも踏まえて記載して貰うようにしてくださいね。
長い期間、新しい名前で生活している証明
最近は、割と本人確認が必要になってくるものも多いのですが、通称名を使用しているという物的証拠が必要となります。
証拠物は昔から現在までのもので、なるべく多い方が良いので、ここに結構時間がかかったりします;
証明として提出できるものの一例としては
- 定期券
- 手紙
- ショップのポイントカード
- 診察券
- 名刺
など。
特に名刺は、学生であっても持っている方がいらっしゃったり、twitterやFacebookのアカウントを記載したソーシャル名刺なんてものも存在します。
比較的簡単、且つ安価で作れるので、おすすめですね。
昔から通称名を使っているという証拠が無い場合はどうする?
ご安心を。実は提出できるものがあります。
最近はすっかりご無沙汰になってしまった”あるもの”を使うのですが、手元に保存している方は少なかったりするアレです。
手元にあれば無料ですが、お手元になくても費用は数百円で済むかと思います。
なんでこんなにもじっているかというと、改名に関する不正行為に使用される可能性もあることを考慮し、ここで記載すると問題になりそうなので・・・・コチラに関する情報を希望する方にメールでお知らせしますね。
下記フォームにご連絡頂ければ、自動返信でお知らせしております。
2015年7月30日追記
一部ユーザの連続送信・悪戯行為により、一旦フォームを閉じさせて頂きます。