自分は男でも女でもない 多様な性、否定や強制しないで
[記事ソース:朝日新聞] 2014年11月16日
2、3日に掲載した「男/女が生きる」シリーズの「らしさって?」。ありのままに生きることを阻まれる性的少数者LGBTや、「男らしさ」に縛られる男たちを取り上げたことに、多くの反響が寄せられました。さらに取材を進め、ひとくくりにできない多様な性について考えました。
「カミングアウト(公言)し、こういう記事を書かなくてはと思いますが、勇気がなくて」。メールをくれた20代の新聞記者は「オシャレな男」に見えた。
体は男だが、心は女。心と体の性が一致しないトランスジェンダーだ。中3の時、女として男を好きになる自分に気づいた。
自分は女だという意識ははっきりしているが、手術で体を変えたり、スカートをはいたりしたいわけではない。外見は男で通せるので、誰にもカミングアウトしたことはない。
同僚がLGBTを取材していても無関心を装う。「『隠れLGBT』はたくさんいます」
[提供元:朝日新聞] [記事全文を表示]