性同一性障害、受験に配慮 高知、希望の性や名記入
[記事ソース:共同通信] 2016年2月8日
高知県教育委員会は6日までに、高知市に住む性同一性障害の中学3年の生徒(15)が3月に予定している県立高受験の際、願書や受験票に本人が希望する性別や名前を記入できるとする措置を取る方針を決めた。希望があれば、別室での受験やトイレを別にする配慮も検討するという。
性同一性障害の生徒に対する学校生活での支援を求めた文部科学省からの通知もあり、判断した。
生徒は、戸籍上は女性。現在在籍している市内の中学では、通称として男性の名前を使用。生徒は「入試の際、女性の名前の受験票を他の生徒に見られたくない」と話している。
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