手術なしで性別変更 裁判所が審問 臼井さんに岡山家裁津山支部

手術なしで性別変更 裁判所が審問 臼井さんに岡山家裁津山支部

[記事ソース:山陽新聞] 2017年1月20日

女性に生まれながら男性として生きたいと願う性同一性障害の臼井崇来人さん(43)=岡山県新庄村=が、法が要件とする性別適合手術を受けずに戸籍上の性別を変更するよう求めた審判で、岡山家裁津山支部は17日、臼井さんの意見を聴く審問を行った。

 審問は非公開で進められた。臼井さんによると、柴田憲史裁判官に対し「障害の感じ方は一人一人違う。自分は今のままの体を望んでいる」と主張。パートナーの女性(39)や女性の長男(6)と一緒に暮らしていることに触れ「早く本当の家族になりたい」と訴えたという。

 臼井さんは審問後の取材に「男女の性の間で悩む当事者の意見を裁判所が聞いてくれたことで、一人一人の人権が尊重される社会に向かう契機になれば」と話した。

 臼井さんは、性同一性障害特例法が性別変更の要件とする性別適合手術を受けていない。それでも性別を変更し、パートナーと婚姻できるよう昨年12月、審判を申し立てた。代理人弁護士によると、今後、岡山家裁津山支部から何らかの決定が出される見通し。

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