連続昏睡強盗で懲役15年求刑“声優のアイコ”の言い分

連続昏睡強盗で懲役15年求刑“声優のアイコ”の言い分

[記事ソース:東スポWeb] 2017年3月25日

連続昏睡強盗犯“声優のアイコ”こと神いっき被告(33)の論告求刑が22日、東京地裁(石井俊和裁判長)で行われ、神被告に懲役15年が求刑された。15年の懲役は一部殺人事件並みの求刑だ。

 女性に生まれた神被告は性別違和から、普段は男性として生活しながら犯行時だけ“女装”姿で男性に睡眠薬入りの酒を飲ませて金品を奪ったとして5件の昏睡強盗の罪に問われていた。

 検察側が「女性服や睡眠薬を準備するなど計画的、合理的で完全な責任能力があった」として懲役15年を求刑すると、覚悟を決めたようにうなずいた。
 一方、弁護人は改めて「解離性同一性障害(多重人格=DID)による別人格出現時の犯罪で刑事責任能力はない」と無罪を訴えた。

 最後に意見陳述に立った神被告は長い沈黙の後「俺は無罪になっちゃいけないです。求刑通りの刑で俺は仕方がないんです。女性と話すのが怖くて、中学生の時から酒に逃げて生きてきた。俺には、完全に責任能力がある。きっともっと被害者はいると思う。泣き寝入りした人たちにも本当に申し訳ない」と声を絞り出した。

 続けて「俺が捕まっちまったことで妊娠が公になって、ある検事から『FTM(性同一性障害=体が女性で性の自己意識が男性)って何なの? 結局女なんじゃん』って言われた。俺がバカなだけで、FTMの人は頭(の中)が男なんだと理解してください」と涙ながらに訴えた。

 最近では、糖尿病の小学2年生男児へのインスリン投与をやめさせ衰弱死したとして、殺人罪に問われた被告に懲役15年が求刑されており、神被告はそれと同じ量刑判断だ。昨年都内で起きたアイドル刺傷事件の被告は求刑が17年に対し、先月に下された判決は懲役14年6月。神被告への判決は4月28日に言い渡される。

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